谷井美惠子ノート |
谷井美惠子は、私が最も尊敬する歌びとです。 「物の内面の真実」を探るその凄まじいまでの世界は、「詩」の根拠を 私たちに教えてくださいます。本ノートは私なりに谷井美惠子の眼差し に少しでも近づこうとするものです。歌誌「砂金」本年七月号からの連 載と同時進行でアップロードしてまいります。 |
INDEX | @プロローグに代えて |
A美は怖るべきもののはじめに他ならぬ(リルケ) | |
B愚かしくたずねてこそ開かれる世界 | |
C「べつなじかん」に関わるまなざし | |
D内なる虚ろ=自己にゆきあふ歌びと | |
E「立ちゐる樹木」にたずねるまこと | |
Fいまを見てゐて見えざるいのち | |
G冬の木に咲くをとこの花 | |
H幽明を超える存在のかげ | |
I思いをひそめる | |
Jおののきに満ちた「白」の抒情 | |
K天上へのいつぽんの道 |
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